ダイヤモンド工具を使った「ワイヤーソーイング工法」をはじめとするさまざまな最先進テクノロジーを駆使し、コンクリート構造物の切断・穿孔・調査などを行い、迅速で安全に、そして低騒音で解体施工を致します。
ダイヤモンド工法とは、
専用の刃先やワイヤー素線にダイヤモンド砥粒を焼結したものを使い、
コンクリートを切断する工法です。
最大の特徴は、無振動・低騒音で施工が可能なことです。
その上、公害規制の厳しい場所や夜間作業で使用できるなど、大きなメリットがあります。
切断時には、刃先を冷却するため、切断水を使用する「湿式工法」が一般的ですが、
この工法では切断時に発生する切削泥水の養生が必要となります。
最近では、この切断水を使用しない「乾式工法」が注目を集めています。
ダイヤモンド工法とは、専用の刃先やワイヤー素線にダイヤモンド砥粒を焼結したものを使い、コンクリートを切断する工法です。
最大の特徴は、無振動・低騒音で施工が可能なことです。公害規制の厳しい場所や夜間作業で使用できるなど、大きなメリットがあります。
切断時には、刃先を冷却するため、切断水を使用する「湿式工法」が一般的ですが、この工法では切断時に発生する切削泥水の養生が必要となります。
通常のダイヤモンド工法(湿式工法)で必要となる切断水を使用しない「乾式工法」です。
乾式専用のダイヤモンドワイヤーやブレードと切断時に発生する切削粉を集積する集じん機をセットで使用します。
この「乾式工法」では、切削泥水が発生しないため、その養生困難な条件下で威力を発揮し、時代のニーズに合った環境に優しい施工が可能となります。
多くの水を使わず、鉄筋コンクリート構造物などを従来の湿式工法同様に切断する画期的な新工法です。乾式工法では現場の養生、多量の水の確保、切削泥水の処理が不要です。
そのため、建物や機材が隣接する場所、排水設備がない場所での作業に適しています。また、集塵された切り粉は、土嚢袋に直接収集するため後処理が簡単です。
ウォータージェット工法とは、
超高圧水発生装置で水を昇圧し、その高圧水噴流のもつ掘削作用・破壊力などや
コンクリートの骨材周辺のコンクリートマトリックスを水圧で吹き飛ばし
水クサビ現象を利用してコンクリートを効率よくはつる工法です。
水圧・水量を適切に設定することによって、
健全なコンクリートは残し、劣化したコンクリートのみを効率よくはつり取ることができ、
既設構造物に与えるダメージを小さくすることができます。
また、ウォータージェットによってはつり面の粉じんや不純物が除去され、
断面修復材との付着性が向上します。
ウォータージェット工法では、以下の分類に分けられます。
非破壊検査とは、
対象物のコンクリート内部を破壊することなく、埋設物の有無や位置を検出する検査方法です。
コンクリート構造物内部の埋設管やケーブル配線、配筋位置などを事前に調査し、
それら埋設物に損傷を与えないで、穴あけやアンカー打設などが確実に行えます。
検査方法は、エックス線照射によるものと電磁波放射によるものがあります。
工業用エックス線装置を用い、鉄筋コンクリートの壁や床を撮影し、フィルムに造影することで鉄筋はもとより通信用ケーブル・電気・ガスの配管の有無や位置を確認することができます。
改修工事などでは既設配管などを損傷させないために、事前探査として幅広く活躍しています。
コンクリート厚さ350mmまでの探査が可能です。
但し、300mmを超える場合は透過線量が弱く撮影フィルムでの判定が困難な場合があります。
電磁波を用い、コンクリート表面から300mm程度までの鉄筋位置やその深さを探査することができます。
電磁波をコンクリートに向けて放射し、その電磁波がコンクリートと電気的性質の異なる物質(配管、鉄筋、空洞などの反射物体)との境界面で反射され、受信アンテナに到達するまでの時間から反射物体までの距離を計測します。水平面上の位置は、アンテナをコンクリート表面で移動することにより計測します。
あと施工アンカー工法とは、
先付けアンカーと異なりコンクリート打設後に強度が発現した後にアンカーボルトを埋め込む工法です。
その種類は、大きく分類して金属系アンカー・接着系アンカー・その他アンカーに分けられます。
建築分野から土木分野や耐震補強工事まで、さまざまな施工環境や用途に合わせて施工します。
また、引抜き試験・報告書作成も対応します。
その他、ブロック吊り用でも使用します。
静的破砕工法とは、
その名の通りコンクリート構造物を「静かに破砕」する工法です。
機械油圧式と破砕剤膨張圧式があり、
無筋コンクリート構造物解体に適しています。
どちらも鉄筋コンクリートの場合は、
鉄筋切断や2次破砕が必要となります。
対象物にコアドリルで穿孔した穴にバースターヘッド(油圧ピストン)を挿入し108tonまたは250ton(バースターヘッド1本あたり)の力でコンクリートを押し割ります。
無筋コンクリートの擁壁やコンクリート基礎などの解体に適しています。
対象物にあらかじめ孔をあけ、その中に水で練り混ぜた破砕剤を充填し、膨張圧で静かにまた計画的に亀裂を発生させ破砕することができます。
無筋コンクリートの擁壁やコンクリート基礎の解体に適しています。